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小回りの利く取り回しの良い艇

艇の紹介：この取材艇は、新適進水（昭和５５年式）地場造船　三保船舶工業所製　小型漁船となります。少人数での使用に程よい大きさで取り回しも良い艇です。 取材艇の外観：海上係留された艇は、全体的に見れば経年による使用感は隠せません。 細かく見れば継ぎ目部分のペイントムラやハル部分の下地のペイント後も凸凹部も確認出来ます。船底部分を覗き込んで確認致しましたが現在は微かに付着物は見受けられるものの全体に見れば綺麗に保たれておられます。船底は今年の２月に行われたそうで現在に至ってます。 エンジン：ヤンマー製　４ＪＨ３－ＤＴ　ディ-ゼル　９５馬力エンジンを１基搭載されています。現在の使用時間は、２８８７時間程経過されておられます。 現時点での不具合等は無いそうです。燃費等もお尋ねしましたら、時間１０Ｌも要らないそうです。取材当時、写真を撮影しておりましたらビルジが少し見受けられました。 　　　　　　 船内の程度：バウデッキ部は艇の全長の半分弱程有り、収納間が３ケ所見受けられる程の広さです。各収納蓋類の破損等も無い状態ですがやはり経年使用による傷みも感じます。 デッキ床部も若干凸凹感は感じました。 アフトデッキ部は最後部から約２ｍ程の長さが確保されていますが、腰を掛け割れるように木製チェアーを配備されています。 腰かけて両サイドに一人づつ釣りが出来そうです。 ラークの竿受けが見えますが私物の為外させて頂きます。 　　　　　　　 運転席周りは、一人掛けシートを配されていてキャビン内上段にはアクリルで周りを囲われて前方左右の視界も確保されておられます。下部にはＧＰＳや水温計を配置されています。 中段にはスライド式ガラスで開け閉めを行い、前方室にあたる部分に魚探や方向探知機が備えられています。最下部はエンジンルームとなっており蓋を開けると計器類（アワーメーター等）が配されています。マロールのコントローラーも配されており使用し易いそうです。 　　　　　　　 法定装備：完備してます。