SUZUKI F230 Ⅱ 中古艇情報

今回ご紹介の艇はスズキF230II。ハードトップのセンターコンソールタイプで近隣での釣行に向いています。進水は2005年ですので船齢約15年。係留保管ですので、塩害による船齢なりの劣化や使用に伴うキズはありますが、ハルやデッキに大きな損傷は見受けれれませんでした。 エンジンは新艇の時から搭載されている4ストローク115psと9.9ps。昨年10月頃に115pはサーモスタットとプラグの交換とジンクの追加、9.9psもオイル交換したとのことです。メインの115psはチルトも正常動作、セルでの始動も問題なくアイドリングも安定していました。補機の9.9psは外装の劣化（特にロア部分の塩害）が見受けられました。取材時にはエンジン始動は問題なく、アイドリングも安定していましたが、ロアー部分は塩害による外装の劣化もありコーキングによる補修跡がありましたので、オマケ程度に考えていただいた方がよさそうです。 操船席にGPS魚探のステーが付いていますが、GPS魚探は次の船に移設するため外すとのことですので航海計器はコンパスのみです。115psのメインエンジンの使用時間は、アワメーターを確認したところ200時間弱（180時間）を指していました。ステアリングはマロールが付いていますが油圧系統は従来のスズキ純正のようです。 操船席の左側のハッチを開けると荷物入れ程度の室内があります。底板を外すと手動タイプのマリントイレが装備されていますが使ったことがないそうです。 バッテリーは昨年8月に交換済みです。昨年10月頃に船底の掃除とジンク交換をしたとのこと。 現在のオーナー様は昨年8月頃に知人から購入され、月に2回ほどのペースで釣行に使用していたのですが、今回スパンカー付きのシャフト船に乗り換えたいとのことで取材依頼を受けました。 艇は小豆島の漁港に係留されています。係留ということもあり、外装の状態はそれなりですが実用には問題ないレベルと思われます。オーナー様の仕事の都合で、見学は原則日曜日でお願いしたいとのことです。