OGURA SHIPYARD FISHING VESSEL 中古艇情報

1991年進水のキャビンクルーザーをご紹介します。小倉造船所制作の40ｆｔキャビンクルザーは27年経過をしていますが、8年前に各所がリニューアルされています。NEXT　ＧＥＮ3.5Ｋｗの発電機、アウトリガー、内装のチークウッドの張替を行っています。機関も年2回、カジキのシーズンの始めと終わりに上架し、船底塗装とエンジンの整備を行っているそうです。外観は経年の劣化は見られます。ハルの塗装の塗り直しやデッキの細かいヒビが確認できました。ＦＢのハードルーフは特注で全体をしっかりカバーできる大きさです。夏場の強い日差しや突然の降雨にも重宝します。アフトデッキは十分な広さがあります。以前はウッドフロアーでしたが、劣化が目立ち始めたため、現在は撤去してＦＲＰの上にシートが貼ってあります。ＦＲＰの劣化はありませんでした。写真に有るファイティングチェアーは取り外します。ＦＢへ上がる階段の下には、ギャレーがあります。反対側には、家庭用のエアコンの室外機が設置されています。寒いぐらいによく効きます。フロアーのハッチを開けると、ＮＥＸＴ　ＧＥＮ製の3.5Ｋｗ発電機があります。新品に取り換えてから８年、８８０時間です。この発電機でキャビン内のエアコンをはじめとする、電装系は全てまかなえています。オーナー様の話ですと、十分な容量で不具合は無いとの事です。アフトデッキから引き違えのドアを開けると、広々としたリビングがあります。まず、張り替えられたピカピカなフロアーが目につきます。リビング右舷側には向い合せたソファーとテーブル、反対側には3名分のソファーが備え付けられています。どちらも大きな汚れは無く、すっきりまとめられています。左舷奥には大型のＴＶ，オーディオがアあります。その先の右舷側は操船席です。見やすくまとめられた各種メーター類は完動です。正面には各種航行機器があります。レーダー、魚探、ＧＰＳ等は問題なく使用できます。操船席から少し下がった所のキッチンがあります。電子レンジ、冷蔵庫、シンク、電磁調理器がコンパクトに設置され使い勝手はよさそうです。脇のドアーを開けるとトイレ、洗面所兼シャワー室があります。正面のドアーの先は、オーナーズルームになります。十分な広さのベッドと収納になっています。気になる大きな汚れも無く、清潔に保たれていました。オーナー様は、週末のカジキ釣りのみの使用ということです。見学は必ず、オーナー様の立会が必要になります。